【これだけやっとけ！】のぶし流・対相場術　vol.2

では、いよいよ本題。

私たちが、立ち向かう「相場」とは一体なんなのか。

相場とはある市場において形成される価格や値段・価値のことです。

例えば「ドル円相場」というと１ドルの価値を円で表したものと捉えられます。

ここで注目して欲しいのは、「ある市場で形成される」というところです。

一体誰がいつ形成するのでしょうか？

例えばドルの価値（言い換えれば円の価値だが）は一昔前と現在では大きく異なりますが、その過程には様々な事柄があり、紆余曲折を経て現在の価格になっています。

この紆余曲折は誰かが予想し得るものでは無かったし、

これからもそうでしょう。

これだけ人間がいれば、数年後のドル円の価格を言い当てる人も出てきますが、

それがイコールFXで成功するかというと必ずしもそうではありませんね。

私は常々「相場とは生き物」と言い表しますが、

「生き物」を自分の思い通りに動かすことは不可能です。

また動きを予想することも無意味です。

したがって、金輪際値動きを「予想」することはしないでください。

我々はなんの規則性も無く、誰にも予想できない動きをする、気まぐれな生き物を相手にしなければならず、しかもそこからお金をせしめるという難儀な事を行うわけです。

でも事実として、10年以上FXトレードでプラス収支を続けている人間がいます。

これは全てのトレードがプラスだったという意味ではありません。

むしろ、思い通りにいかないトレードが大半だったわけですが、それでもお金は増えているわけです。

つまり「思い通りにいく」＝「お金が儲かる」という常識を切り捨て、

「思い通りにいかなくてもお金が増える方法」を見出す他無いのです。

「相場は生き物」

絶対に読めない

まずは心の奥にきっちりと刻んでください。

＊FXとは（相場は生き物）の巻　（完）

次回からは「己を知る」の巻に入ります。

・FXとは（相場は生き物）

・己を知る

・マイビジョンを持つ

・使用するFX口座を決める（海外？国内？）

・対相場の戦術を練る

・対相場のメンタルを構築する

・対”仮想”相場・デモトレードでやること、やらないこと

・矛は得た、しかし盾がない〜徹底資金管理術〜

・いざ対相場〜シンプルかつ無機質に〜

・自考自動・トレード後は分析をして反省せず

・終わりに

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