【これだけやっとけ!】のぶし流・対相場術 vol.9
【対相場の戦術を練る・続き】
さて、前回のステップでトレードを行う際のルール(いわゆる手法)には以下の3つの条件が揃っている必要があるというお話をしました。
ルール1
エントリー時に決済地点を想定する
ルール2
リスクリワードを決定する
ルール3
ポジション増減の条件を決める
それぞれ、どういうことか詳しくお話ししていきましょう!
ルール1:エントリー時に決済地点を想定する
これは、言い方を変えればこれから保有する価格から値上がりするのか値下がりするのかだけでなく、「どの程度の幅」値上がりするか値下がりするかをちゃんと想定しなさいということです。
至極当たり前のことですが、非常に重要です。
初心者の方「これから上がりそう!」とか「インジケーターの情報から上がるはず!」という風なポジションの取り方をする方が多いです。
FXトレードにおいて「上がるか下がるか」を当ててもなんの利益にもならないんですね・・・。
逆にいうと、ポジションを持った価格から1回も含み益にならず真逆へ行き続けることは少ないはずです。
なぜなら相場は波動として動くため、一直線に価格変異することは100%無いんです。
これは株でも同じ。
上がったり下がったりしながら動くものに対して、
「上がる!」「下がる!」と頭を悩ませるのはヤメにしましょう!
大事なのはどこまで価格が到達すると見込んでいるかです。
今から1円先まで上がるのか、はたまた1銭なのか・・・
そしてそれがいつまでに達成されると踏んだのか。
それらをインジケーターを根拠にして割り出すのがFXです。
私の実例をお話しすると、過去記事を読んでくれている方ならわかると思いますが
決済ポイントを「pips」ではなくチャートの直近安値or高値で決めます。
その結果、幅が「○○pips」と後からわかるのです。
自分で「pips」で決めてしまうと人間都合(口座残高やメンタル)で決めてしまいますし当時の波動幅にそぐわない可能性も多いです。
大きくうねりながら動いている相場で、数pipsの決済をつけてしまうとせっかく方向性や戦略があっていてもたちまち損切りとなってしまいます。
必ずチャートの中のものを参考にして決済ポイントを決めるべきです。
その結果自分の口座資金に合わないpips幅であればエントリーを見送れば良いことです。
高値安値を参考にすると、波動の規模が明確になります。
例えば直近安値が20pipsの上昇トレンドであれば、
つい最近まで20pipsの値動きをしたわけですから、それくらいの動きをするエネルギーを持った波動であるとわかります。
上がるとか下がるとかを考えるのではなく、
どう言った波動幅でどこを目指しているのかを想定することが、
トレードで利益を上げる近道と考えます。
次回はルール2の解説を行います!
Winner紹介動画: https://www.gogojungle.co.jp/finance/navi/15/17609
オリジナルインジケーター「Winner」公開ページ:
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/17623
「PIONE」公開ページ:
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/25272