個別投資株を選定するときの基準「PER」って?
お疲れ様です!
のぶしです!
今日はFOMCを控えているということもあり、
日中に昼寝をして備えております。
と言っても、ドル円のポジションは清算済みですし動いてから行動すればいいだけなんですが・・・。
さて、今回はこれから株式投資を始める方向けとなっています!
皆さんは株式銘柄を選ぶ際に、何を基準にするでしょうか?
様々な指標がある中でどこに重きを置くか人によって様々だと思いますが、
共通して言えるのは「成長する見込みがあるか」だと思います。
では、どのようにして成長株かを見分けるのでしょうか?
その際によく使われる指標が「PER」です。
・PER(Price Earnings Ratio)って?
株価収益率のこと
株価を1株あたりの当期純利益(EPS)で割って求める。
つまり・・・
数値が高い=割高(過大評価されてる)
数値が低い=割安(過小評価されてる)
ということになりますね。
我々はどちらに投資すべきでしょうか?
やはり企業の実際の価値よりも過小評価されている株に投資をした方が今後の利益を期待できると思われます。
例えば、
A社のPER=株価1000円/1株純利益100円=10
B社のPER=株価1000円/1株純利益50円=20
の場合、双方の株価は同じですが今後の成長を見込めるのはA社となります。
このようにただ株価だけを見て投資先を決めることは、
非常に危険であり、愚かなことだとお分かりいただけるでしょう。
・PERが低い割安株なら間違いないか?
それはノーです。
当然割安株の中にも、今後成長しない企業も出てくるわけです。
計算に使われる当期純利益(EPS)は過去の数値ですし、
次期の利益が上がる保証など、どこにもないからです。
買った後にもっと割安になっていくことだってあるわけです。
したがってPERだけを見て投資先を見つけることももちろん危険です。
ただ、選択肢を絞るという意味では非常に優れた指標ですので、
株銘柄の選定の際にはぜひ参考にしてください!