のぶし’s blog

トレーダー兼歯科医師の日常を綴る。

【第1講】Winnerスイングトレード講座

お疲れ様です。

のぶしです。

 

さて、今日の講義内容はチャート上に必要な情報を書き込み、

現在の相場を正しく認識する方法を理解してもらいます。

 

これからお話しすることは、10年以上相場でトレードを続けてきた結果、必要だなと思うことのみです。

なので、非常にシンプルで物足りないと感じるかもしれません。

 

Winnerを使う場合、トレードはトレンドフォローになりますが、

Winnerを使わない場合でもトレンドに乗って利益を出すつもりの方にとって重要なことは現在がトレンド発生中なのかそうでないのかを明確にすることだと思います。

 

また、トレンド転換したのかどうかも損切りするかどうかや、あるいは利確してしまうかどうかを決定する上で重要です。

なので「相場認識」なんて大げさなことを言っていますが、

 

・トレンド発生中か否か

・トレンド転換はどこか

 

この2つのみを見抜くことだと思ってください。

そしてこの2つさえ定義づけしてしまえば、相場はいうほど怖くありません。

 

相場において「絶対正解」はありえないので、「定義づけ」と書きました。

これは、「こうなったらトレンド転換」などと予め決めておくことで自分のトレードに一貫性が出て、迷いが生じるのを防いでくれます。

 

これからお話しすることは、長年チャートを見ていて「そういう傾向にある」ことばかりなのでマイルールにするには非常に役立つと思います。

 

では実際にチャートを見ていきます。

 

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今現在のドル円日足チャートですが、今ってどういう状況にあるんでしょう?

少なくとも「なんか下げてる」という認識だけでは勝てないのは理解できると思います。(でも実際ほとんどのトレーダーはそんな感じの認識)

 

相場認識に必要な要素は、ズバリ「トレンドライン」「直近の高値・安値」!

「いや、知ってるよ」と声が聞こえてきそうですが・・・

 

トレンドを定義する上で必要な条件は、

 

【条件】

①高値・安値を更新していること

②トレンドラインを引けること

③200ポイントリバースしていないこと

 

の3つです!

逆に言えばこれらに該当しない、つまり

 

①高値・安値を更新できなかった

②トレンドラインが引けない

③200ポイントリバースした

 

場合はトレンド転換トレンド終焉となります。

 

ではこれらのたった3つの要素についてチャートで解説します。

 

①高値・安値を更新しているかどうか

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現在のドル円日足チャートに、

自分で高値・安値ラインを引いてもらえると分かると思います。

実際に引くと上図のようになり、現在のドル円は上昇トレンドから逸脱しトレンド転換かトレンド終焉を定義づける条件①を満たしています。

この段階では、まだ条件①を満たしただけなので、次の条件②がどうなのか確認していきます。

 

②トレンドラインが引けるか

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現在の値にトレンドラインを引くことができるかどうか、

ですが明らかに上昇トレンドは引けませんよね。

というのも上昇トレンドの場合、安値を繋いでいくラインこそがトレンドラインになります。

しかし条件①から分かるように、安値を割り込んでしまっているので、当然トレンドラインを引くことができません。

ちなみに、明らかにおかしいヒゲは無視していいですが、通常はヒゲを含めてトレンドラインを引くようにしてくださいね。

条件②も満たすため、トレンド転換かトレンド終焉が濃厚になってきました。

それでは次に条件③です。

 

③200ポイントリバースしたか

この言葉をあまり耳にしない方も多いかと思いますが、有名な為替ディーラーである川合美智子さん(勝手に私の師匠にしてます)が著書にて詳しく解説しておられます。

当てはまるのはドル円とユーロドルですが、簡単に解説すると、

 

高値あるいは安値から200pips反転すると、その勢いのままそっちの方向へトレンド作っちゃうことが多いし、なんならしばらくは戻んないから注意してね!

 

ってことです。

これは損切りの判断や利確の判断にものすごく使えるので絶対理解してください。

ポンドなどの通貨はボラが大きすぎて簡単に200pipsリバースしちゃうので参考にならないので気をつけてくださいね!

あくまで、ドル円・ユーロドルのみです。

 

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チャート上で見るとこんな感じです。

重要なのは今回においては条件③の200ポイントリバースが起こった段階では、まだ条件①を満たしていないこと。

つまり直近の安値を割り切ったわけじゃないけど200ポイントリバースしちゃってるよってことです。

 

私の経験則では条件③が全ての条件の中で最強の権力を持ちます。

感覚的には③>①=②です。

なので、今回は条件③が起こった時点で下目線でチャートを眺め、その後条件①と②が当てはまって「やっぱりな」と満足するパターンです。

 

これら全ての条件をチャートに表示すると、、

 

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これら条件を全て満たした段階で、

「あ、トレンド転換した!」

「あ、トレンド終焉だ!」

と思っていただければ、OKです。

 

実際リアルタイムでチャートを見ていた場合、

条件③(200pips反転)を満たした後、条件①(直近安値割り込み)を満たして、最後に条件③(トレンドライン割り込み)となっています。

その時によって順番はランダムですので、注意してください。

 

あれ?でもさ・・・

今から売り目線で入っていっても遅くない?

と感じた方。

その通りです。

あくまでこれは相場認識のお話で、トレードを実践的に行うにはこれでは遅すぎます。

まぁ手堅くいく場合は、ここから売りで入っていくことも「あり」ですが。

 

理想は、条件が全て揃う前にエントリーしてそれぞれの条件が当てはまっていくのを見ながら「しめしめ・・・」と思いながら利幅が増えていくのを眺めるか、条件合致ごとに利乗せ(ポジ追加)します。

 

え?

じゃあどこで入るべきだったの?

トレンド転換がはっきりせず新たなトレンドが出たかどうかも分からないのに入るのは怖い・・・という方。

 

そこで必要になるのがWinnerなんです!!!!!

 

次回は、実際のトレード編に入ります!

どこでエントリーして、どこで利乗せして、どこで利確するのか。

あるいはどこで損切りするのか。

どこでSL,TPを入れておくのか・・・

これらを次回以降ゆっくり解説します!!

 

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