のぶし’s blog

トレーダー兼歯科医師の日常を綴る。

【第2講】Winnerスイングトレード講座

お疲れ様です。

のぶしです。

 

前回の講義で、チャート上に必要最低限の情報を書き込み、

現在の値動きがトレンド継続中なのか、転換期を迎えつつあるのか、転換したところなのかを「定義づけ」できるようになったと思います。

 

今回の講義では、実際にスイングトレードを行う上で、

どのポイントでエントリーすべきか、を明らかにしていきたいと思います。

 

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実際エントリーする際、知っておいてもらいたいのは、

 

「正しいエントリーポイントは1箇所だけでは無い」

 

ということです。

Winner式のスイングトレードであれば、

ポジション保有期間は1日〜数週間と幅がありますが、

長期にわたって保有する上で多少のエントリーポイントは誤差でしかありません。

 

むしろ、

エントリーポイントを逃したく無い

という気持ちや

入り損ねたと思い込み焦って入る

方がよほど危険です。

 

エントリーするタイミングに関しては予め数プラン用意しておくと良いでしょう。

 

【プラン①】

トレンド転換を見越して、先んじてエントリーする

 

これは前講で解説したトレンド転換条件の3つ全てを満たす前に、

通常のロット数の何割かでエントリーするプランです。

 

「試し買い」「試し売り」

 

などと呼ばれますが、低ロットでの保有になるため

メンタル的にも安定します。

 

しかし、シナリオ通り動いた際には積極的に買い増し・売り増ししていくことで

大きな利益を生み出すことができます。

 

逆に、思惑通りトレンドが発生して利が乗ってきた際には、

守りに入らず攻めることが大事です。

 

どんな手法でも、

「負けるときは負けなきゃいけない」

ので勝てる時に勝っとくことが、トータルでプラスに持っていく秘訣です。

 

詳しくは、以下の「期待値」の話を読んでください。

 

 FXはギャンブルか?論争についに終止符 - のぶし’s blog

 

 

「勝率100%への執着ではなく期待値56%への執念」 - のぶし’s blog

 

では具体的に、どのポイントで入るのが良いかというと

私はWinnerを推奨します。

 

Winnerはトレンド転換に先んじて相場の方向を教えてくれますし、

デイトレ用に使う場合には、トレンドの波を知らせてくれます。(Winner2波理論)

 

実際のチャートでいうと、WinnerサブウィンドウのWinner値の傾きが

正から負

負から正

に変わったところを狙い目とします。

 

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前講のチャートを引用して説明すると。

サブウィンドウのオレンジ丸がエントリー目安です。

 

これらを目安にエントリーすると、

トレンド転換3条件が達成されていない時点でのエントリーが多くなります。

(そうで無い場合もあります)

 

スイングトレードにおいては、かなり高精度でトレンド転換を

先んじて教えてくれるのでエントリーポイントとしては推奨できます。

 

その後、3条件が揃ってくれば利乗せして利幅を増やします。

逆に、3条件が揃わなかったりWinnerラインが反対方向へ傾き転換した場合は

潔く損切りします。

 

その場合レンジであることが多いので、負けるべくして負けです。

取れる時に取ればいいので負けるべき時にはきっちり負けましょう。

損切りなどの決済においては後々の講義で詳しくお話しします。

 

【プラン②】

200ポイントリバースを見てからエントリー

 

Winnerラインの傾き転換よりも先に

200ポイントリバースが起こる場合があります。

もちろんその逆もありますが、仮にWinnerの傾き転換が先に起こり、

その後に200ポイントリバースがあったとします。

 

その場合、傾き転換では静観し200ポイントリバースを見て

初めてエントリーするプランです。

 

多少エントリーが遅れてしまうので利幅こそ伸びないことがありますが、

信頼度の高い200ポイントリバースを確認してからエントリーするため、

安心感があります。

 

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この場合すでにWinner傾きは転換していますが、

直近安値は割り込んでいないため、今後安値を割り込んでいけるかが

ポイントになります。

 

普段のチャート分析や観察でどこを見ればいいのか、

自ずとはっきりしてきますよね。

 

以上簡単に2つのプランを紹介しましたが、

エントリーに関してはそのほか各自でやりやすいポイントを見つけてもらってもいいと思います。

 

それくらい幅があると思っていますし、

多少のズレはあって然るべきだと思います。

 

ただ今後の講義でお話しすることになりますが、

どのプランでも損切り点は明確にしておく必要があります。

 

「こうなったら思惑とは違う=損切り

 

機械的に無感情でできるようにならなければ、

どんな手法でも勝てませんので。

 

レンジ相場においてはどうしても負けや微益が続くことがあります。

しかし、それは負けるべくして負けているわけで、

トレンド発生の時の大幅に勝つためには必要なことなのだと、

心のそこから理解できないといけません。

 

むやみなナンピン、SLずらし、塩漬け・・・

負けトレーダーの代名詞です。

たまたまそれらが上手くいっても、

最近のような、大きなトレンド発生時に結局退場してしまうのはこれらが原因です。

 

コツコツきっちり負けて、ドカンとがっつり勝つ

 

これしかもう方法は無いことを重々肝に命じて次回の講義に挑んでください。

 

 

 Winner紹介動画:   https://www.gogojungle.co.jp/finance/navi/15/17609

 

オリジナルインジケーター「Winner」公開ページ:    https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/17623 

 

のぶしtwitterhttps://twitter.com/nobushi_fx