ドル高・インフレの今やるべきこと・仕込むべき銘柄公開!①
お疲れさまです。
のぶしです。
今回の記事はズバリ
「ドル高・インフレの今やるべきこと・仕込むべき銘柄」
についてです。
前記事でもお話ししたように、現在は約何十年ぶりのドル高・円安相場です。
そして、個人的にはこの流れは上げ下げしつつもしばらく継続すると考えています。
このドル高には実はちゃんと理由があって有って起こっている事だからです。
まずは、なぜこのような相場になってしまったのかを、米国経済の背景から読み解いていきましょう!
【アメリカで40年ぶりのインフレ】
まずはなぜドル高基調になっているかを理解しましょう!
まず大前提としてアメリカでは40年ぶりの「インフレ」が起こっています。
インフレとは一言で言えば物の価値が上がり、通貨の価値が下がることを言います。
米国労働省は毎月「CPI(消費者物価指数)」「コアCPI」を発表し、物価の上下動を公開しています。
この数値が直近で前年度から約8%もの上昇を見せていることからも、
大規模なインフレが起こっていることはまず間違いありません。
原因として大きいのはやはりロシア・ウクライナ問題に端を発した資源・食糧の供給危機があげられます。
【インフレ対策として金利を上げる】
インフレが起こると、セットで通貨の価値が下落します。
アメリカ政府はインフレによる物価上昇と通貨価値下落を黙ってみているほど耄碌していません。(どこかの国と比較したわけではないですよ?笑)
例えば通貨の金利を上げるとどうなるでしょうか?
人々はドルを持っているだけで高い金利の恩恵に預かれるわけですから、
資産をドルで持つようになりますね。
また、預金金利が上がれば銀行にお金を預ける量が増えるでしょう。
そうすればマーケットに出回る通貨量が減り、
通貨の価値が上がるよってことです。
そしてFRBは今後も徐々にドルの金利を上げていくよと言っているわけです。
そうすると投資家は持っているドルを手放しにくくなりますね。
当然株式などへ投資する量も減ってしまうわけですから経済的には冷え込みの時期となるわけです・・・。
経済が冷え込むということは、結果的にインフレも収まると思っているわけですね。
【なぜドル高と円安?】
ドルの金利が上がればドル高になることは理解できます。
しかし、なぜ円安になるのでしょう?
もちろん円の金利がマイナスなこともありますが、
基本的に円を使って商売をしているのは世界で日本人だけですね。
日本は食べ物から資源までありとあらゆるものを海外からの輸入に頼って、
成り立っています。
つまりドルの金利が上がり続けて、なかなか手を出しにくい高価な通貨になったとしても、否応無しにドルを買ってそのお金で食料や資源を買わなければならないのです・・・
つまり完全に足元を見られているわけですね・・・。
非常に立場の弱い国というわけです。
そして目下インフレによる物価上昇もありますので、
金利差だけでなく物価高のダブルパンチを食らっているわけです。
これは日本人に同行できるものではないのでしばらく円安・ドル高が継続するだろうな・・・というのが当面の見方です。
というよりもう1ドル=100円の時代は一生来ないかもしれません。
日本が大幅に成長しない限り。
人口が減り続ける限り。
とまあこういうわけで、アメリカはドルの価値を必死に上げようと頑張っているおかげでどんどん円安・ドル高が進行しているわけです。
じゃあ我々日本人はこのまま野垂れ死ぬしかないのかというと、
そんなことはありません。
今はどこにいても円を米ドルに交換できますし、
米国株に投資することができます。
円をそのまま円のまま預金していれば、暗い未来しかありませんが・・・。
次回の記事では具体的にどういう銘柄やセクターに投資すれば、
このドル高・インフレ基調を逆に追い風にできるかをお話ししていこうと思います!
お見逃しなく!