のぶし’s blog

トレーダー兼歯科医師の日常を綴る。

【特別編9】歯科医師のぶしの小言:歯科に対するクレームまとめてみた9

お疲れ様です!

のぶしです!

 

 

さてさて、今回は久しぶりの「歯科に対するクレームまとめてみた」です!

 

のぶしがネットで拾ってきたグーグル口コミを解説していきます!

 

過去の記事はこちらで見られます^^

 

nobushi-fx.hatenablog.jp

 

 

 

さて、今回ピックアップしてきた口コミ(クレーム)をまずは見てみましょう!

 

 

以下口コミ(原文ママ

はっきり言ってがっかりしました。

私はこちらに通い続けて2年ですが、以前セラミック治療をした歯が急に痛くなり、

お電話で問い合わせをしたところ、ろくに話も聞かずに「とにかく来てください」とだけ言われ電話を切られました。

お忙しいところにお電話した私も悪いですが治療した当人があまりにも無責任ではないですか?

 

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と、いうことのようですね笑

 

んー、まあこう言ったことは本当によくありますね。

まずは1つ1つ要点を絞りましょう!

 

・患者は当該歯科医院へ2年通い続けている

・以前セラミック治療(自費治療)を行なっている

・電話で問い合わせた

・要件もあまり聞かずに来院を促された

・患者は治療行為後のケアに対し無責任さを感じている

 

 

 

と言ったところでしょうか。

患者側の意見ばかりを拾っているため、歯科医院側の見解は分かりません。

 

 

以上を踏まえてのぶし個人的な見解です。

 

まず、「電話で症状や治療に関する見解を話すこと」はNGです。

 

医療従事者は適切な検査・加療を行うことが義務付けられているため、

 

電話などで症状を聞いて対処法を指示してはいけません(例外もあります)

 

もちろん患者さんの愁訴を聞き、共感しつつもしかしたら〇〇が原因かもね〜と言いながら来院を促すのはOKです。

 

 

逆に、話を電話で聞くだけで来院を勧めず経過観察してのちに症状が悪化したとなれば歯科医の責任問題につながります。

 

必ず来院を勧めなければなりません。

 

 

今回のケースでもそれがあって、「まずは来院しなさい」とのことだったのでしょう。

話は詳しい検査をしてから・・・だと。

 

 

 

ただ、医療人としてはもう少し患者の痛みに寄り添う対応が欲しかったですね。

 

「それは心配ですよね」

「お痛み大変ですよね・・・」

 

 

と一言挟むだけでかなり印象が変わるのではないでしょうか

 

状況に共感した上で、電話で曖昧な診断はできかねる為来院をお願いしますといえば、

このような口コミには繋がらなかったのではないでしょうか。

 

 

 

医院経営の参考にと、他院様の口コミをよく拝読しますが、

クレームのほとんどは医師側と患者側の意思疎通が取れていないことが原因ですね。

 

そもそも意思疎通できていればネットなんかに書かずに医師に直接伝えるはずですから・・・

 

 

人同士のコミュニケーションですから、互いにしっかり意思を伝えることがいい治療につながる気がします・・・

 

 

 

皆様も何か歯科医院に対して思うこと、クレームがありましたらツイッターDMなどにお寄せください^^!