米ドル高と株安?何故今ドルだけが強いのか
お疲れ様です!
のぶしです!
世間では3連休ですが、土日もバリバリ働いております・・・。
代わりに明日から3連休ですが最近の休みは大変充実しています。
行きたいところや食べたいものを満喫しております。
さて、今回は米ドル高と株安の関係性を勉強していきます。
のぶしは株のほとんどを米国株に投資しています。
ここ最近は、米国株の調子が悪く下落傾向にあります。
米国株バブル崩壊とまで囁かれ始めました。
一方で、米ドルは他の通貨を寄せ付けないほどに買われています。
これは投資家の資金がドルへ集まっている証拠ですよね。
何故今米ドルが買われているのでしょうか?
【米ドル高=米ドルが魅力ではない!】
米ドルが買われる理由には、もちろん米ドルの金利がグングン上昇していることが挙げられますよね。
以前の記事でも解説したように、金利が高い通貨ほど保有したくなるはずです。
ここ最近の米ドルは毎月FOMCによって金利上げが行われ、この先も上げていくと示唆されています。
そうなればもちろん投資家たちは他の通貨よりもドルを選びたくなるはずです。
しかし、今回のドル高はそれだけでなく、
米国株安による影響も大きいようです。
つまり米国株の不調に伴い、
米国株に使われていたドルが引き上げられたというわけです。
株を売ってドルを得るわけですから当然ドル高の後押しとなります。
米財務省によれば、米国居住者による対外証券(株式と債券)投資は4月まで20カ月連続で売り越し(米国への資金流入超過)です。
20年のコロナショックからの累計額は7700億ドル(107兆円)にのぼり、
米国の株式と債券がともに売られても、ドルが買われる一因となっています。
しかし、この流れもいつまでも継続するとは思えません。
ドル独歩高に対する世界の懸念が深まり、ドル高抑制で各国が足並みをそろえれば、各国通貨への資金流入が起こり、ドル安へ転じることも頭に入れておく必要があるでしょう。
現在の日本株は円安の助けを受けて好調ですが、この動きにより
円高に反転し、株価が下落に転じる可能性も十分にあることを頭に入れておきましょう!